『夜明けの唄』アルトの正体は？エルヴァの過去は？徹底解説します！

青薔薇のしおり：オリジナル写真

最近『夜明けの唄』の広告ががよく流れてきませんか？写真の通り、全巻購入してしまいました！
いや～神ＢＬでしたよ♡まだ完結していないので、続きがとても楽しみです。

このブログに辿り着いてくれて方の中には、無料分だけ読んで、続きが気になっている方も多いかと思います。ここでは、アルトの正体やエルヴァの過去、覡の秘密にまで迫ります！

ネタバレありなのでご注意を！！
ですが、本当にこのネタバレ記事を読んでしまって後悔はしませんか？読んでいただけるのは大変嬉しいのですが、『夜明けの唄』は私は10年に一度の傑作BLだと思っていますし、２人に出会えて本当によかったです♡

なので、できればアルトとエルヴァが結ばれていく過程をご自身で読んで、いっしょに尊さを感じてほしいですし、アルトが自身の正体を知ったときのとまどいや切なさも見てほしいです。

ツンデレでウブすぎるエルヴァ様がアルトへの気持ちに気づいていき、マニエリに妬くところはかわいすぎるし、一生懸命アルトの気持ちに応えようとするところも最高です♡ＢＬ展開はゆっくりだけど、丁寧に繊細に描いているところが大好きです。

電子書籍サイトでも★４以上です。BL史に残るというコメントもありました！同感です♡

さらに、エルヴァの過去、覡の秘密が分かり、ライバルのかわいい親友も登場し、目が離せませんよ♡笑
私なら自分で読まないと絶対後悔します！！！

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『夜明けの唄』アルトの正体は何者？エルヴァの過去は？

アルトには不思議な力がありますよね。ここでは、アルトの正体に迫っていきます。ネタバレ注意です！

『夜明けの唄』とは？あらすじを紹介

『夜明けの唄』は、エルヴァとアルトという二人のキャラクターを中心に描かれたBLファンタジーです。物語は、エルヴァが「覡（かんなぎ）」として、夜な夜な海から現れる怪物を退治するという使命を持つ孤独な存在であるところから始まります。

彼は白髪で年を取らない身体を持ち、黒く染まった手足が「覡」としての呪いの証です。この呪いのため、彼は島の住民から恐れられ孤立しています。

そして、アルトという少年がエルヴァの強さと美しさに惹かれ、彼の従者として仕えることを決意します。そして8年が経ち、アルトは成長して力強い青年となり、エルヴァを支え続けます。エルヴァは早い死を覚悟していましたが、アルトと共にいることで、次第にその呪いが癒されていくようになります。

物語が進むにつれ、アルトの正体、島の秘密、覡の悲しき運命も明かされていきます。

アルトの正体は？ネタバレあり

アルトは黒海に襲われることもなく、エルヴァの墨痣を癒す力がある．．。エルヴァの墨痣を癒せるのは、愛の力かな？なんて考えていましたが、そんな都合のいい理由ではありませんでした。

アルトは死にかけた西の覡であるマニエリの墨痣も薄くすることができたのです。なので、愛の力ではないですね。では、アルトは一体何なのか．．．？

アルトは半分は人間、もう半分は黒海です。

びっくりですね！！アルトの父親は人間を乗っ取った黒海、母親は人間で、その子供であるアルトは黒海念願の王子だそうです。ちなみにアルトの父親は、花付きの剣術指南役でした。(黒海になる前のことかな？)

そして、この事実を教えてくれたのは、エルヴァが覡になる前の幼少期に住まわせてもらっていた屋敷にいた次男、シヨンの妻ニナでした。そう、ニナも黒海です。シヨンはニナが黒海だと知ったうえで、妻に迎え子どももいます。とんでもない領主ですね。

エルヴァに惹かれてしまったのは、黒海だからだと言われ、アルトはそんなはずはないと悩みます。
エルヴァにとって敵となってしまい、本当のことは言えずにいるアルトがとても切ないです。

アルトの癒しの力は？

なぜアルトは覡の墨痣を消せるのでしょうか？
アルトは黒海の王子なので、黒海はアルトに逆らえないのです。よってエルヴァの墨痣が消えたのは、アルトが消えろと墨痣に命令していたからにすぎなかったのです。愛の力ではありませんでした。

『夜明けの唄』アルトの正体とエルヴァの過去は？

エルヴァの過去がときどき出てきますが、何があったのでしょうか？それが分かるのは、最新巻５巻になります。
ネタバレ注意です！！

エルヴァの過去は？

エルヴァが花付きになる前の、黒髪の少年だったころの話です。黒髪もかわいい♡
エルヴァは食べ物にも困り、入り込んだ屋敷のメイドに拾われます。そのメイドは妾だったようですが、子供を失ってしまったため、精神的におかしくなり、エルヴァを息子だと思い込みました。

屋敷の主人もエルヴァを追い出さなかったため、そこで暮らし始めます。この屋敷の主人の次男が、現領主であるシヨンです。シヨンはこの頃から不気味な子供でした。

そして、エルヴァは長男に暴力をふるわれており、怪我をしたときは庭師の小屋に逃げ込み、手当をしてもらっていました。怪我をしていないところまで撫でられる意味は分かっていませんでしたが．．．。

ある日、また怪我をしたエルヴァは庭師に助けを求めますが、庭師はエルヴァを襲おうとします。しかし、偶然現れた長男に庭師は刺されます。おかげで未遂に終わりましたが、その後、長男もエルヴァを襲おうとします。

そのとき落雷があり、恐怖で震えているエルヴァに花の紋章が出たのはこのときでした。

この島の秘密は？(進撃の巨人に似てるの！？)

この話は、進撃の巨人に似ていると言われてしまうこともあるようですが、まぁ多少似ていますかね。
どこが似ているのかというと、隔離された島というところです。エレンたちが巨人がいるために海の外に出られないように、黒海のせいで海の外に出ることができない島民たちという設定が似ています。どちらも箱庭が出来上がってしまうのですね。

そして、この『夜明けの唄』の時代は、今よりずっと昔の文明機器のない時代設定だと思っていたのですが、驚くことに、実は現代です。

島は閉ざされていて、文明機器は一切ないのですが、島の外ではパソコンやスマホがあり、レティたちはパソコンで外部と連絡を取り合っています。

当時の領主が、戦争や疫病から守るために島を閉ざし、そのうちに黒海が現れるようになったそうです。

覡(かんなぎ)の秘密

過去の覡の残酷な運命は、島の秘密と密接に関わっています。覡が黒海と戦うときに見るビジョンは、過去、現在、未来を映し出します。

当時、世界のあちこちで戦争が起こっていました。黒海は、海上で行われる戦争のビジョンを覡に見せます。このビジョンを、戦争をしている外界のやつらが天啓として欲しがったのです。

そして、当時の領主は、黒海との戦いで付随的に発生する覡が見るビジョンを、他国との取引の材料にするようなったのです。さらにそれだけでは飽き足らず、美しい覡たちを慰み者にしてきました。そう、覡たちはエルヴァに限らずみな美しかったのです。

エルヴァたちはビジョンを見ることを禁じられていますが、昔の覡たちは、悲しい運命に絶望しながら死んでいったのです。この事実をビジョンで知ったしまったエルヴァの親友が今後行動を起こしますが、この記事ではここまでにしておきます。

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『夜明けの唄』アルトの正体と、エルヴァの過去のまとめ

• アルトの正体は、人間と黒海のハーフ
• エルヴァは、庭師に襲われそうになった
• この島の舞台は現代で、外界にはスマホがある。
• 昔の覡たちは、戦争に利用されていた。

最後まで読んでくれてありがとう♡BL要素がなくても満足できるくらい、ストーリー自体がおもしろいので、ぜひ読んでみてね！

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