薬屋のひとりごとの原作の小説や漫画は完結した？二種類の漫画の違いを解説！

『薬屋のひとりごと』の原作の小説や漫画は完結した？二種類の漫画の違いは？

「薬屋のひとりごと」は日向夏による人気小説であり、その奥深いストーリーと謎解きの要素が、多くのファンを魅了しています。マンガのイメージが強いかもしれませんが、マンガはコミカライズであり、原作は小説です!

本作は、古代中国風の世界観を舞台にし、薬学の知識を持つ少女が主人公というユニークな設定で物語が展開されます。

物語の主な舞台は後宮であり、物語が進む中で後宮内の権力闘争やミステリアスな事件に巻き込まれていきます。

宮廷を取り巻く複雑な人間関係と陰謀が交錯するこの作品は、ファンタジーやミステリーを好む読者から支持を集め、現在も連載が続いている状態です。

『薬屋のひとりごと』の小説は完結してる？

(イメージ：青薔薇のしおりが画像作成）

「薬屋のひとりごと」は2024年10月時点で完結していません。原作小説は現在15巻まで刊行されています。

日向夏氏によるこの作品は、ミステリーやファンタジー要素を巧妙に取り入れ、古代中国風の架空の世界で進行するのが特徴です。さらに、巻を重ねるごとに猫猫が成長し、後宮内の事件解決を通じて彼女が直面する人間関係や陰謀も複雑さを増していきます。

未完結の状態であることから、ファンは物語の結末を心待ちにしています。次の巻が発売されるたびに、SNS上で「猫猫の運命はどうなるのか？」「物語はどのような方向に進むのか」といった感想や考察が飛び交い、読者同士の交流も盛んです。

このように、まだ終わりを迎えていない点が、かえって物語に対するファンの期待と関心を強めていると言えるでしょう。

原作の魅力

「薬屋のひとりごと」が支持される理由には、設定のユニークさと緻密なストーリー展開、そしてキャラクターの魅力が挙げられます。

物語は、古代中国風の帝国を舞台に、薬学の知識を持つ主人公・猫猫が後宮で次々と発生する事件を解決していくミステリーとサスペンスに富んだ内容です。特に、後宮という閉ざされた環境で起こる毒殺や陰謀を、薬学の知識を駆使して解決していく姿が多くの読者の心を掴んでいます。

さらに、猫猫の性格も人気の理由です。好奇心が強く、冷静な判断力を持つ一方で、無鉄砲な面もある彼女のキャラクターは、読者に親しみやすく、共感を呼びます。また、彼女と周囲の人々との関わり合いも、物語に厚みを与えています。猫猫と壬氏の恋の行方も楽しみですね♡

原作小説の進行状況と最新刊情報

「薬屋のひとりごと」の最新巻である第15巻は、2024年10月時点で発売されています。
最新刊では、後宮内での権力闘争や、帝国内の政治的陰謀が絡み合うエピソードが収められており、物語がさらにスリリングな展開を迎えています。

最新巻に関しては、累計発行部数が3300万部を突破しており、日本国内だけでなく海外のファンにも広がりを見せています。

特に2023年にはTVアニメ化がされ、さらに作品の人気が高まっています。アニメ化は小説とマンガの両方への注目を集め、次の巻に対する期待も高まっている状況です。

小説のあらすじとテーマ

物語の舞台は、架空の唐代風の帝国で、薬学の知識を持つ少女・猫猫が後宮に売られてしまうところから始まります。毒を作ったり、自身の体で毒を試すのが好きな変わった性格の彼女は、後宮の毒見役を任され、次々と巻き起こる怪事件や陰謀に関わるようになります。

薬学に対する深い知識と冷静な頭脳を駆使して、後宮で起きる様々な事件を解決していく猫猫の姿は、ミステリーとしても非常に魅力的です。

また、物語にはファンタジーやラブコメディの要素も含まれており、猫猫が成長する過程や、彼女の性格と環境の変化も重要なテーマとなっています。薬学を取り扱うので、勉強になるし、さまざまな事件や人間関係が織り交ぜられたストーリーが、幅広い読者層に支持されています。

イケメンなのに宦官の壬氏との関係にも注目です！私はマンガを読んでいるのですが、壬氏の謎もだいたい分かってきましたね！今後がとても楽しみです♡

小説の執筆経緯と背景

「薬屋のひとりごと」は、東日本大震災が執筆のきっかけとなった作品です。作者の日向夏氏は、震災後の不安や悲しみを抱える中で「小説家になろう」に投稿を始めました。その後、ネット上での人気を得て、出版が決まりました。

このような経緯から、物語には現実逃避的な要素や、困難な状況に立ち向かうキャラクターの姿勢が表れているともいえます。

また、物語には中国の歴史や薬学についての知識が活かされており、こうした背景が作品に厚みを与えています。中国の歴史や薬学を題材にしたミステリー作品はあまり多くなく、その独特な設定が興味深さを生み出し、物語に深みを持たせています。

ファンからも「薬学や毒見といったテーマが面白い」「古代の中国を舞台にした物語で、架空の歴史や文化がリアルに感じられる」といった意見が多く寄せられており、他に類を見ない設定とストーリーが、幅広いファン層に支持されています。

登場人物紹介

(イメージ：青薔薇のしおりが画像作成）

本作には、個性豊かなキャラクターが数多く登場します。

主人公の猫猫（マオマオ）は薬学への興味が強く、知識を活かして数々の謎を解いていく少女です。彼女の好奇心と大胆さ、時には冷静な判断力が、後宮内での事件解決に大きな役割を果たします。

猫猫は、さまざまな人間関係や困難を経験しながらも、自分の知識を活かし、自己成長を遂げていきます。

また、彼女の周囲には謎めいた人物・壬氏（ジンシ）が存在し、彼との関係も物語の見どころです。
壬氏は美しい外見を持ち、後宮内でも重要な地位にいる謎多き宦官です。

壬氏は、猫猫の能力に早くから注目し、彼女を支援しながらも、彼自身も秘密を抱えたミステリアスな人物です。その美しい容姿と冷静な態度の裏には、後宮における複雑な立場があり、壬氏の存在が、物語にさらなる謎と深みをもたらしています。

猫猫に関することになると、急に子供っぽくなるわがままになる壬氏がかわいくて好きです♡

そのほかにも、皇帝の寵愛を受ける上級妃であるギョクヨウ妃や、壬氏の側近である武官のガオシュンなど、個性的なキャラクターが数多く登場します。

ギョクヨウ妃は社交的で明るい性格ですが、同時に後宮での地位を守るためにさまざまな策略を巡らす女性でもあり、猫猫との関わりを通じて物語の進行に大きな影響を与えています。

ガオシュンは忠誠心が強く、冷静沈着な性格で、壬氏の補佐役として猫猫のサポートを行うこともあり、彼らの関係性が物語の展開にスリルと人間味を加えています。

『薬屋のひとりごと』の原作小説や漫画は完結していない！？二種類の漫画の違いを解説！

前述のとおり、小説は完結していません。では、コミカライズされているマンガは完結しているのでしょうか？
結論から言うと、原作が小説であり、マンガはそのコミカライズなので、完結しているわけはありませんね…。

ここでは、マンガの最新情報やそれぞれの魅力を解説します。

(イメージ：青薔薇のしおりが画像作成）

マンガの完結状況は？

「薬屋のひとりごと」には、2つのマンガ版が存在し、それぞれ異なる出版社から刊行されています。
不思議ですね..．笑

どちらのマンガ版も、完結にはまだ至っていません。それぞれ独自のペースで展開されていますが、緊張感が高まるストーリーが続いています。

なぜ漫画が二種類あるの？違いは？

「薬屋のひとりごと」が異なる出版社から2種類のマンガ版で連載されている理由には、原作の人気の高さと、それぞれの出版社が異なる読者層にアプローチしたいという狙いがあると考えられます。

ビッグガンガン版はラブコメ要素を強調した明るいタッチで描かれており、より広い年齢層に楽しんでもらえるような作風です。

一方、サンデーGX版はミステリーの要素を重視したシリアスなタッチが特徴で、原作小説の謎解きの要素を前面に押し出し、事件解決の過程をじっくり描いています。

このように、同じ原作を基にしながらも異なるアートスタイルと演出が用いられているため、ファンはそれぞれのマンガ版から違った楽しみ方ができるようになっています。

異なる解釈と描写により、それぞれが独自の魅力を持ち、作品の多様な楽しみ方を提供しているのです。両方の版を読み比べることで、新たな視点やキャラクターの見方が得られるのも魅力の一つです。

月刊ビッグガンガン版の特徴

(イメージ：青薔薇のしおりが画像作成）

「月刊ビッグガンガン」版は、華やかで可愛らしいアートスタイルが特徴的で、特に恋愛要素やコメディタッチが強調されています。

物語の進行にあわせて猫猫と壬氏の微妙な関係性が丁寧に描かれ、彼らのやりとりにほのかな恋の気配が漂う点が、読者にとって感情移入しやすい要素となっています。

ビジュアルが華やかで、後宮の装飾や衣装にもこだわりが感じられるため、キャラクターの美しさや宮廷の雰囲気を楽しみたい人におすすめです。

また、ビッグガンガン版では、猫猫の表情やリアクションが生き生きと描かれており、彼女の内面や思考が視覚的に伝わりやすくなっています。

ラブコメ要素も強調され、猫猫と壬氏の関係性がより深く描かれています。特に、彼らの成長や恋が進展し、感情の変化が見どころです。

壬氏が猫猫に向ける微妙な感情や、猫猫が彼に対して抱く謎めいた感情が徐々に深まっていく様子が見どころとなっています。華やかな後宮で、壬氏と猫猫が繰り広げるやりとりが、ラブコメとしても楽しめる展開です。

私はアニメから入ったので、アニメ画に近いビッグガンガン版で楽しんでいます！壬氏もイケメンでキュンです♡

サンデーGX版の特徴

(イメージ：青薔薇のしおりが画像作成）

「サンデーGX」版は、シリアスでミステリアスなアートスタイルが特徴であり、宮廷内の事件解決や陰謀に重点を置いた展開が描かれています。

原作小説の雰囲気をより忠実に再現しており、猫猫が薬学知識を活かして事件を解決する様子が、サスペンスフルな視点で緻密に描かれています。このため、サンデーGX版はより深刻なテーマや複雑な人間関係が好きな読者に適しています。

猫猫が事件解決のために思考を巡らせる様子や、後宮における権力闘争の緊張感が伝わりやすい構成になっているため、ミステリーやサスペンス好きのファンに人気です。

最新刊では、原作小説の第4巻の内容に突入し、物語の核心に迫るエピソードが進行中です。この版では、猫猫の薬学知識がますます重要な役割を果たしており、後宮で起こる事件の真相を探る彼女の推理が描かれています。

また、権力争いが一層激しくなり、猫猫が毒見役として身の危険を冒しつつも事件の解決に挑むスリリングな展開が見どころです。謎解きのスリルと後宮の人間関係に興味がある読者にとって、こちらの版は特に読み応えのある内容となっています。

原作小説とマンガの違い

「薬屋のひとりごと」の原作小説は、文章を通してキャラクターの内面や背景が細かく描かれており、猫猫の視点から宮廷内での出来事が詳細に語られます。

小説版では特に、登場人物の感情や心の葛藤が深く掘り下げられており、物語の展開における緊張感やキャラクターの成長が丁寧に描写されています。そのため、小説を通じて猫猫の心情や宮廷内の複雑な人間関係をより深く理解したい読者に向いています。

一方で、マンガ版はビジュアルによるストーリーテリングが特徴であり、登場人物の表情や宮廷内の美しい装飾、服装が視覚的に楽しめる点が魅力です。

また、マンガ版では一部のエピソードが簡略化されていることもありますが、ストーリーの要点は抑えられており、視覚的な楽しさとスピーディな展開が魅力です。そのため、キャラクターのビジュアルや動きのある表現を楽しみたい読者には、マンガ版が適しています。

私はマンガを読み、息子(小５)は小説を読んでいます！笑
学校の図書館に置いてあるそうです。息子は猫猫と壬氏の恋に興味はないですが、推理小説として楽しんでいるようです！小学生でも読みやすいみたいですね。私も時間ができたら小説も読みたいです！

マンガをお得に読む方法は？

『薬屋のひとりごと』の原作の小説や漫画は完結した？二種類の漫画の違いを解説！のまとめ